勝太のコラム~153~
さて、皆さんは本読むの好きですか?
私の場合は、最近忙しくてなかなか本が読めないなぁ・・・
なんて言い訳を繰り返しているんですが、先週水曜日、
たまたま出かけた「南大東島の海鮮タコライス」の取材で
大きな衝撃を受けることになりました。
この「海鮮タコライス」売り上げの一部を南大東島の
小中学生に図書費用として寄付することになっている
のですが、南大東村の仲田村長、それをとても喜んで
いらしたんですね。
実は、南大東は本屋がなく、島に住む児童生徒は
年に数回しかないブックフェアを楽しみにしている
のだそうです。また、修学旅行に出かけても、わざわざ
時間を割いて本屋に立ち寄る生徒が多く、島の子ども
たちは島の小学校を卒業するまでに、図書館の本をすべて
読みきってしまうのだそうです。
つまり、同じ沖縄に住んでいて、読書環境に大きな
格差があるわけです。
確かにインターネットで簡単に本を買える時代に
なって、地理的なハンディを解消できるといえば
それまでかもしれませんが、私たちが普段何気
なくやっている、書店に出かけて、ブラリと時間をかけ、
一冊一冊の本を手に取りながらお気に入りを探す。
そんな一見当たり前の経験が、島の子どもたちに
とっては限られた状況なんですねぇ。
仲田村長から島の子どもたちの話を聴いて、
いつの間にか、本を読むときのワクワク感が薄れ、
惰性でなんとなく本を選んでいた自分がちょっと
恥ずかしくなりました。
それと同時に、時間を忘れさせてくれるぐらい、
本の世界に入り込むほどの作品と自分自身が出会い、
向き合う努力をしているのだろうか考えさせられました。
今日は今から家族で書店に行って、
お気に入りの一冊を探しに出かけたいと思います。



