庭から昇ったロケット雲
那覇市の桜坂劇場で、2007年のアメリカ映画
「The Astoronaut Farmer」という作品を観てきました。
直訳すると、宇宙飛行士農夫!?
邦題が「庭から昇ったロケット雲」といいます。
農場を営む一家のお父さんが主人公。
実は元空軍のパイロットで
宇宙飛行士の訓練を受けた経験もある退役軍人。
訳あって除隊しましたが、
宇宙に行く夢は諦めていないというストーリーです。
病院で出会った子供に、
「やりたいことは人に決められる前に自分で探せ!」と
話すところはカッコいいんですけど、
借金までして自分が宇宙に行くためのロケットを
農場の納屋で造っちゃうもんですから
家族や周りの人に大迷惑をかけます。
でも、そこは映画。
奥さんは「何バカなことしてるの!(怒)」ではなくて
「子供達に夢は努力すれば叶うことを教えてあげて!」と
応援してくれます。
夢見がちな男どもにとって、
まさにマドンナのような存在です。
素敵。
愛おしく思える登場人物がたくさん登場する
心がホカホカになれる作品です。
エルトン・ジョンのヒットナンバー
「ロケット・マン」がバックに流れるエンディングシーンは
夕焼けのシーンと相まって、とても温かに感じました。
家族の愛も味方につけて
宇宙を目指す主人公の夢は叶うのか?
興味のある方、どうぞご覧になってみて下さい。
ブルース・ウィルスもちょこっと出ています。
この宇宙飛行、個人や企業はもちろん、
国家レベルでも実現はたいへんです。
映画のパンフレットに書いてある文章が興味深く
少し詳しく調べてみると、
例えば世界初の宇宙飛行士となった
旧ソ連のガガーリン氏。
「地球は青かった」の名言で知られていますが
当時の技術では地球に戻ってくる宇宙船自体を
無事に着陸させる技術が無く、
高度7000メートルの高さで宇宙船から
パラシュートで脱出したんだそうです。
アメリカのNASAでは、
スペースシャトルがいずれ消える運命にあります。
使い捨てロケットよりも何度も使える機体を造った方が
コスト的にも良いとのことで開発されました。
しかし、メンテナンスに莫大な費用がかかることから
次期有人宇宙船は、再び使い捨てロケットとなります。
その一方で、
民間でも宇宙飛行を経験した人たちはいます。
ロシアの宇宙船、ソユーズには1990年、
日本人ジャーナリストも搭乗して
宇宙ステーションにも滞在しています。
ただ旅行会社、JTBのホームページにある
宇宙旅行の案内を見てみますと(あるのにもビックリ)
宇宙ステーション滞在を含めた8日間の宇宙飛行は
お一人様30億円超。
ジャンボ宝くじ一等10回当てたら行けるかなぁ。(笑)
早ければ来年には、大砲の弾を飛ばす原理で
宇宙船を飛ばしおよそ5分、
高度100キロほどの宇宙空間を体験出来る
弾道飛行のツアーが
実施されることになっています。
アメリカの企業のツアーではお一人様20万ドル。
2200万円くらい。
30億に比べたら大分リアリティーがありますけど、
もっと民間宇宙飛行がポピュラーになったら、
僕の懐具合でも行けるくらいの値段になりますかねぇ?
ちょっとづつ、宇宙も身近な存在になりつつあるようです。



