今年は世界の環境を考える上で象徴的な年
と言われています。
地球温暖化などの原因である二酸化炭素など
CO2を削減することを決めた京都議定書。
この削減目標の約束期間のスタートが今年ですし、
夏には北海道の洞爺湖で開かれるサミットも
「環境」がテーマなんですよね。
ということで、明日の地球を守るために、
CO2削減に向けて、個人や企業の多くが
それぞれの立場で様々な取り組みをしていますが、
その一環として、自動車会社の中には一般向けの
電気自動車を進めているんですね。
そんな中、三菱自動車は2010年に
一般向けの電気自動車販売を始めたい
といしているのですが、量産化を前に、
沖縄電力と共同で実証走行研究を行うことになりました。

実は昨日、沖縄電力本社で、共同研究で使用される
電気自動車のキーの引渡し式と試乗体験が行われました。
今回の共同研究で使用されるのは、
三菱自動車の軽自動車「i」をベースにした
「i-MiEV(アイ・ミーブ)」と呼ばれる車両ですが、今
月から来年3月まで白と黒の2台の車を使って
暑さ厳しい沖縄での長期間の走行実験をするそうです。
つまり、沖縄の暑い気候の下で、エアコンをつけて
走行したときに、バッテーリーなどの部品が
ちゃんと持つかどうか、あるいは、
塩害の程度などを、確認するそうです。
一日200キロ~300キロ走行して
来年3月までに5万キロの走行データを集めるそうです。
で、私も実際に乗ってみました。
まずびっくりするのは、走行中聞こえるのが
モーター音だけでとっても静かということ。
そして、振動がなく、乗り心地がいいということです。
まぁ、大きさや最高速度などは軽自動車の規格内に
納まるように出力の設定がなされているのですが、
乗った感じとしては高級車に乗っているようでした。
運転も普通の自動車と比べて違和感は
ほとんどなかったです。
さてこの車、すごいのは乗り心地だけではなく、
車載の充電器を使って一般家庭で充電できる
ことなんです。家庭用の100Vの電源で14時間。
200Vで7時間で100%充電できるそうです。
その状態で、160キロ程度走行できるそうですから、
一回の平均移動距離が短い沖縄でこそ、
実用性があるのかもしれないですね。
また、電気代ってガソリンに比べると安いですから、
同じ距離を走るための電気代は昼間なら1/3、
夜間電力ならガソリンの1/9で済むんです。
そして、気になるCO2の排出ですが、
もちろん走行中はゼロですし、発電するときの
二酸化炭素排出量を含めてもガソリン車の3割だそうです。
三菱自動車では2010年には一般向けに
販売したいと検討しているそうですが
価格は250万円から300万円程度を予定。
これから毎日200キロ~300キロの走行実験をするということで
街中であたびぃの描かれた白い「i」と
ハイビスカスが描かれた黒い「i」を見かけることが
あると思いますが、そのときはどうぞ
近未来の車に手を振ってください。