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2007年12月26日

勝太のコラム~28~

「Okinowa!」12月26日(水)

先週土曜日、本部町に住む海洋学者
キャサリンミュジックさんにお会いしました。
キャサリンさん.jpg
*キャサリンミュジック(Katherine Muzik)さん

春夏秋冬毎日15分海にもぐり、
魂で海を感じるという彼女。
自宅から自転車で10分ほどの
場所にあるとっておきのビーチに
私を連れて行き、
砂を触りながらつぶやきました。

「この砂ができるまで、何万年もの時間がかかるんです」

そう、私たちが何気なく目にするあの海の砂は
サンゴやうウニのとげなどがぶつかりあい
長い時間かけて出来上がったものだそうです。

人工ビーチに持っていくのか、
それとも何か別の目的か?
大量の砂を無造作にごっそり持ていく行為に
彼女はとても怒りを覚えているようでした。

「このままでは、砂がなくなるよ。」

サンゴの研究を長年続けてきた彼女は、
サンゴの今を見つめてこういいました。

「人間の消費スピードと
自然再生能力の速度が違う。
その差が年々大きくなっている。
だから、自然が壊れていくの」

・・・なんとなくではありますが、
彼女の言うことは以前から分かっていました。

しかし、近年のサンゴの変化、
海の透明度が著しく低下していること…
その原因と緻密な分析を、
手付かずの「プライベートビーチ」を目の前にして聞くと、
今まで以上に説得力がありました。


そのときに、ふと思いました。
人間のココロも実は同じではないか?と

10年前、20年前に比べて、
IT技術の発達を牽引役に
効率化、スピード化、低価格化、情報化など、
ビジネスや日々の生活の中でいろんなものが
かなり便利になったと思います。

しかし便利になった一方で、
生きづらさを感じる人が増え、
世の中全体に息苦しさ、
閉塞感があふれ精神疾患が増えている。
それはなぜか?
結局は、人間の「慣れる」というココロの適応能力以上に、
世の中の変化のスピードが速く、それに追いついていけない。
追いついていても、取り残されないか・・・置いていかれないか・・・
という不安に駆られているからと思うのです。

自然環境や人間のこころといった、
本来なら時間をかけて
形成・再生されるものが
便利さやスピード化の名のもとに
荒らされているような気がしてなりません。


もちろん、キャサリンさんや私は
現代文明を否定するつもりはありません。
もっと自然やココロに負荷をかけずに、
それぞれのスピードにあわせた
生活ができないか?ということなのです。

彼女はビーチを後にするとき力強く言いました。
私たちの住む場所の環境問題を考えると
Okinawaではなく、Okinowaなのよ。」
未来の子供たちのために「今」動かなければいけないの。

彼女が何気なくつぶやいた一言が今でもココロに響いています。

12月26日(水)OA楽曲

12月26日(水)OA楽曲

8:52 ガルバナイズ ケミカル・ブラザーズ
8:33 ナム/アンコール ジェイ・Z/リンキン・パーク
8:05 見上げてごらん夜の星を 夏川りみ
7:49 フィール・ソー・グッド チャック・マンジョーネ
7:34 スウィーテスト・ガール ワイクリフ・ジョン

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