勝太のコラム~33~2007年12月31日号「亥年の私」
今年は虹に遭遇することが多い1年でした。
しかもそのほとんどが、雨上がりの晴れた空に
くっきり見えるきれいな虹ばかり。
30年近いわが人生の中で、
こんなにも虹に遭遇した年は初めてです。
ただその理由は簡単で、私自身が体調を崩し
1年の約半分を自宅療養していたから。
リビングから窓の外を眺めるしかできない日が
ほとんどだったように思えます。
しかし、今振り返れば、
一見無駄なように思えたときの流れは
自身のエッセンスを磨けた時間だったのでは
ないだろうか?と思います。
ダイアナロスの歌に
「マホガニーのテーマ」という曲があります。
哀愁ただよう曲の出だしが特徴的ですが、
その曲の歌い出しを訳すと
「ご存知ですか?どこに行こうとしているのか?
気に入ってますか?人生のパノラマが。」となるそうです。
今年1年、虹を眺めながら、
私はこの曲の出だしを口ずさんでいました。
私は今どこにいこうとしているのか?
我が人生のパノラマは
虹のように架け橋と
なりうるのだろうか?
その人生を私は受け入れているだろうか?
そんな私に哀愁漂う声でダイアナロスは問い続ける。
「ご存知ですか?どこに行こうとしているのですか」
ここ数年、自分が何なのか、何をしたいのか、さっぱり
分からなくなっていました。どうやってそれを探せばよいかわからず
とにかく焦っていました。それが私をだいぶ追い詰めたのかも
しれません。
それは、四方が分からない真っ暗な闇の中にいるのと同じ状況なのかもしれません。
じっとしていれば、
目が暗闇に慣れてうっすらと何かが見えるはずなのに
私はせっかちなもんだから、とにかく怖くて動き回った。
ただ闇の中で暴れまわり、とうとう大怪我を
してしまった。しかし怪我の功名とはよく言ったもので、
怪我をして休まざるをえなかったことで
闇の中にうっすらと浮かんだ道が見えた。
そのことに気づき、
怪我したカラダをいたわりながらゆっくりと歩き始めた。
私にとって、2007年はこんな年だったと思うのです。
虹とダイアナロスの問いかけに今なら答えることができそうです。
2008年は子年。
恥ずかしくてまだ公にはできませんが、
数年計画で実行したい大きな目標ができました。
私にとっては全くの未知の世界で
闇で道に迷うこともあるかもしれません。
達成には大きな障害や困難が
待ち構えていることでしょう。
でも、以前のように闇の中でやみくもに暴れまわるのではなく
あせらず、あわてず、時には立ち止まって周りを見ながら
立ちはだかる闇の中に飛び込んでいきたいと思います。
明けない夜はないのです。
今は闇でも、いつか必ず夜明けがくると信じています。
2007年亥年らしい勢いはなかったかもしれませんが
何か大きな壁をぶち破るきっかけを与えてくれた。
そんな1年だったのかもしれません。































