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11月30日(金)話題

去る11月17日(土)、宜野湾市伊佐区で
久米島沖で地震が発生し、津波が来るという想定で
避難訓練が行われました。
避難風景1.JPG

これは沖縄県社会福祉協議会の
避難所運営シュミレーションの一環として行われたものです。

今回の避難訓練、対象は宜野湾市伊佐区
1700世帯4000人。
午前10時に避難指示が公民館から放送され
午前10時30分までには避難を完了させる。
という想定で行われました。

今回の避難訓練特徴的だったのは
住民避難の確認はもちろんですが、高齢者や
障害者など社会的弱者への配慮、外国人への
配慮も学ぶというところに力を入れていたこと思います。
障がい者避難3.JPG

受付2.JPG

配慮とはどういうことか?
例えば、公民館からの避難警報が日本語と英語の
2カ国での放送。
避難所で振舞われた炊き出しのカレーを
普通食と、具材が細かく切られたもの、肉抜き
と3種類にわけて提供されたという点です。
炊き出し風景.JPG

訓練には予想をはるかに超える、400人が参加
したのですが、訓練の後にはポストイットをつかって、
振り返りが行われました。
住民振り返り.JPG
住民からは、
「非常にいい勉強になった、訓練はよい機会だったという。」
「定期的にやったほうがいい」
という声が大半を占める一方で
「車椅子の方の介助をしていたが、道路の段差が気になった」
「避難場所が、住民の人口に比べて小さすぎないか?」
などの声もあがり、避難訓練を通して地域の抱える問題を
あぶり出し自分たちの問題として考えるという雰囲気がありました。

私は、今回の避難訓練、打ち合わせの段階から
取材をさせてもらったのですが、避難経路に誘導員を
配置したりと非常にきめこまかな対応をしていました。
しかし、実際の災害時にここまで人は配置できないはず。
ここまで、きめ細かく人を配置した訓練は必要ないのでは?
という疑問を持ち、その疑問を災害ボランティア支援プロジェクト
の桑原英文さんにぶつけてみました。

かえって来た言葉は意外なもので
「いい状況を設定して、成功体験をあえてさせることが大事」
というんです。

例えば、今回行われた炊き出し。
誰も文句を言わず並んでいましたが、
実際被災すると、我先にという気持ちがはやり、
食料の争奪戦となることがあるそうです。
しかし、そんなときに誰かが
「この前の訓練のときを思い出せ!」と
一言声を出せば、その状況は一変するそうです。

つまり、実際の災害時にがあったときに
成功体験を誰かが思い出せば物事が
スムーズに進むというのです。

今回の避難訓練、まだ続きがあります。
来年1月には避難所生活シュミレーションが行われます。
こちらも取材したいと思います。

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