私には、感謝の気持ちを伝えたい人がいます。
どうしてもこの気持ちを伝えたくて・・・
私が口に出して言えなかったことを、ラジオを通して伝えたいのです。
私はこの3月にG高を卒業しました。
そして、社会人になりました。
高校の夏休みに入って間もない頃、私は入院することに
なりました。入院生活は想像以上に長く苦しい生活でした。
3,4ヵ月の予定が約半年間入院しました。
4ヵ月間は食べることもできない状態だったので、
鼻から胃まで通っているチューブを入れていました。
何度も看護師さんや先生に、苦しくて「ずっとそばにいて!」
と言って困らせたり、話し相手になってもらったりしていました。
私は本当に良くなるのかなぁ?
ナースコールを手放せる日は来るのか?
と思うほど、頻繁に押しては怒られました。
あの頃は自分でも信じられないくらい
わがままになっていたのです。
しかし、そんな毎日が変わるようになりました。
それは、中3の女の子が同じ部屋に入院してきたからです。
その子はMちゃんといって、とても元気&明るい子でした。
頑張っているMちゃんの姿を見て私も、
「年上だから、ちゃんとしないと恥ずかしい」と思い、
ナースコールを押す回数も徐々に減っていきました。
なんでも自分でやるMちゃんを見て、私も勇気をもらいました!
私はMちゃんに感謝しています。
入院中、家族との面会がとても楽しみでした。
最初の頃面会できるのは週1回でした。
来てくれた時は嬉しくて、すぐに帰る母に
「もっといて!私のことキライなの?」 と言っては困らせて
いました。本当はあまり来られないことを分っていたけど、
他の患者さんが家族と笑っているのを見ると羨ましくて
私も家族に甘えたかった。
「ママ、辛い気持ちをおさえて私に会いに来てくれて
ありがとうね!」
私の家族で、あと一人、感謝している人がいます。
それは妹です。妹とは昔からケンカばかりで、よく母に
叱られていました。すごく生意気な妹です。
けど私が病気になり妹は変わりました。私に代わって
母の手伝いをするようになって、一人でお風呂にも入れない
私の背中を洗ってくれました。
本当はもっと遊びたかったはずなのに・・・
私のせいで夏休みもどこにもいけなくて、
悪い気持ちでいっぱいです。
前のやんちゃさはいつの間にか消えていました。
私は妹に言いたい!☆ありがとうね☆
それと、ばーちゃん、じーちゃんにも言いたかったことが。
「ばーちゃん、ばーちゃんはすごく掃除がヘタ!
でも、74歳には見えないくらいきれいで元気!そんな
ばーちゃんが好きです。」
外泊で帰って来たとき、人一倍喜んでくれたね。
「退院するよ!」 と言った時、カチャーシー踊って喜んで
くれたよね。いっぱい心配させて、こんなばーちゃん不幸な
孫でごめんなさい。
「じーちゃん。」祖父は障害があって、自分で身の回りの
ことができず、人にお願いしなくてはいけません。
だから、わがままに見える時があります。
しかし、入院して、私も周りの人にお願いすることになり、
祖父の気持ちが痛いほどわかるようになりました。
入院して、祖父の気持ちを分ることが出来て、ある意味、
良かったと思います。
私が入院する時、祖父は泣いていました。
退院してから一緒にご飯を食べていた時、
「こんなに元気になるとはね~」 と、泣いて喜んでいました。
嬉しかったです!
じーちゃん、ばーちゃん、ずっと健康で長生きしてね!
入院して得たものがあります。
それは、周りの人の『愛』 『心』です。
家族にも心配をかけたけど、叔父さんや叔母さんにも
心配をかけました。
叔父さん、叔母さんは、私が治るか真剣に考えてくれました。
いろんな人に聞き回って病院を探してくれました。
なかなか空きのベッドが見つからず、お医者さんに頭を下げて
お願いしてくれました。
私が入院できたのは、叔父さん、叔母さんのおかげです。
本当に感謝しています。
それと、学校の先生方。
先生方にも心配をかけてばかりでした。
担任、養護の先生は、私に会いに何度も来てくれました。
先生方との面会は、入院中の心の和む時間でした。
私が卒業できるように、母と一緒になりいろいろと考えて
くれました。担任のS先生は、高3の担任で、気になる生徒が
いっぱいいて大変なはずなのに、私を心配して、いろいろと
してくれました。多くの人に感謝していますが、一番、
「ありがとう」って伝えたい人は、私の仲間、3年6組の皆です。
私が入院中、毎日のようにメールをくれました。
中には、変な写メを送ってくる人もいたけど、それはそれで
笑えて、楽しんで見てました。
長い入院生活をなんとか過ごせてきたと思います。
もう一つ嬉しかったのが、クラスの皆から「寄せ書き」と
折り鶴で “仲間” と書かれた『鶴文字』をくれたことです。
このプレゼントを見た瞬間、涙がどっとあふれてきました。
こんなものをもらえるなんて思ってもみなかった。
すごく嬉しかったです。たぶんこれは私の一生の宝物です。
「みんな、ありがとう」
入院して、多くの方に支えられていることを知りました。
そして、ママ。ママにはすごく心配かけてました。
いつも私のことを一番に考えてくれて、本当にありがとう。
最後になりましたが、主治医のY先生、本当にお世話に
なりました。先生に出会えて良かったです。
だいすきです、ありがとうございました。
周りが皆、進学とか新たな一歩を踏み出そうとしている中、
私はまだ進路が決まらず、不安と焦りばかりです。
しかし、焦っていてはダメだと思えるようになりました。
こうして前向きに考えるようになったのも、Y先生や
学校の先生が私と向き合って悩みを聞いてくれたからだと
思います。
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