日曜日に久しぶりに実家へ行ってきました。
11月20日に、85歳のバースデーを迎えた父に、
バースデーソングを歌って 「おめでとう~☆」 と声をかけると、
眼尻に涙をうっすら浮かべて嬉しそうに
「誕生日を祝ってもらって・・長生きするのもいいもんだなぁ~」
と、つぶやいていた父・・・。そんな父を見て、誕生日を
迎えることができて本当に良かったと、心から思えた
今年の父のバースデーでした。
春に、父が風邪をこじらせ、救急車で病院に運ばれました。
その時、医者から言われた言葉は・・・
「肺炎から敗血症を併発していて、あと1時間、
命が持つかどうかわかりません・・」 と。
予想もしてなかった医者の言葉に、母はもちろん、
子や孫たちも動揺を隠しきれませんでした。
命の灯が消えないことを願ってみんなで祈りました。
胸が張り裂けそうでした。
翌朝、父の主治医から言われた言葉は、
「2、3日もつかどうか・・・」 でした。
予断を許さないなか2日が過ぎ、3日・4日・・1週間・・
そして10日と時が過ぎてゆきました。
10日目に父の意識が回復、先生が父に、
「奇跡的な回復です。命が危なかったんですよ。
よくがんばりましたね・・」 と声をかけられたとき、
涙があふれていた父でした。
看護師さんからも 「よくがんばりましたねぇ~ほんとに」
と言われ、父も家族も涙でした。父の生命力の強さに驚き、
そして、最新医療の素晴らしさに感動、医療に携わっている
方たちの日々の労をねぎらって改めて、心より感謝・・
ありがとうございました!と言いたいです。
記憶障害や、歩行もまったくできない状態となってしまい
ましたが、治療とリハビリの甲斐あって、徐々に回復・・・
退院後の夏には、人の支えでなんとか歩けるところまで
回復し、そして秋、9月にはひとりで歩けるようになり、
今はなんと、母と自宅のミニ菜園の野菜を手掛けるまでに
回復しています。
これまで、口数はそんなに多くはなかった父ですが、
今は遊びに行くたびにいろんな話をしてくれて、
話しても話しても足りないというような感じで、
「もう・・帰るのか?もう少しいたらいいさぁ・・・」 と、
帰り支度をする私達家族に、新たな話を切り出す、
おしゃべり好きな父、おじいちゃんに変身しています。
PS:以前、母が手相を見ることが好きで・・とお便りした事が
ありましたが、母が唯一、見たいと思っている父の手相を
みようとしたのは、まさに、この生死をさまよっていた時
だったんです。結果は、母は父の手相を見ることは叶いません
でした。(意識がないにも関わらず、両手がしっかり握られて・・)
いま現在も母に 「見せてよ~」 と言われている父ですが、
ダメ~だそうです。
今現在、入院されている方、あるいはリハビリを頑張っている
方たちへ・・ 回復することを信じて、焦らず頑張ってほしいと
思います。そして、頑張っている人へは、家族や、
周りの方たちが、うんと褒めてあげるといいと思います。
父も回復を信じ、がんばって・・見事、回復を果たしました。
11/25放送採用