福岡日帰り「エリザベート観劇

tamaちゃんさんがキレーな海を満喫されている
間に(?)私はちょっくら福岡まで飛んでおりました。
(かっぱになってる娘さんがかわい~!)
先月はジャニーズの若手さんの「サマリー2008」
今月はそれとはうって変わってミュージカルを
見てきました。…どうもああいった踊って歌っている
エンタティメントが好きなようです^^。
さてさて今回見てきたのは現在、福岡・博多座で
公演中の「エリザベート」。
オーストリアで一番美しいといわれた王妃の悲劇を
扱ったもので、日本では宝塚が初演して以来、
人気のミュージカルの一つとなっています。
史実を基にしたミュージカルにしては珍しい構成で、
王妃・エリザベートの一生を追うのですが、実は
エリザベートは死神に見入られ取り付かれていた
という大胆なストーリーを展開。その美しい
死神・トートもこのミュージカルの魅力でも有ります。
さて、今回観てきた博多座では死神トートを武田真治さん
エリザベートを元宝塚トップスターの朝海ひかるさんが
務めていました。(Wキャストでトート・山口祐一郎さん
エリザベート・涼風真世さんのヴァージョンもあります)
実はこの「エリザベート」、宝塚で上演されていたときから
好きで、DVDでは何度となくみていたのですが、
生、しかも男性版は初めてなので終始わくわくしっぱなし。
いよいよ開演。
宝塚版と同じ演出家・小池修一郎さんの演出なので
大きな変更はなく、むしろDVDの世界そのままなので
ゾクッとしました。 いろいろと追加点はありますが、
それはたぶん宝塚でできなかった (「清く、正しく、美しく」
に反するいわゆるすみれコードにひっかかった)部分が
追加された感じです。
西洋史好きなら「これまで入れるの!?」という細か
すぎる歴史ネタから、ちょっぴりおとな~なネタもあって、
宝塚verよりもがっちりとしたアダルティな仕上がり。
かと言っていやらしいわけではなく。宝塚よりもかなり
厚みのある話になっていました。
さて今回注目のキャスト・トート役の武田真治さん。
一言で言うとデトロイト・メタル・シティです。
もとい、ロックな死神トートさんです。。
ミュージカルや声楽の歌い方というよりはロッカーな
感じの歌い方でした。
これまで宝塚で見た死神は冷徹であったり貫禄が
あったりと、「黄泉の帝王」と劇中で称されるのも
うなづける威圧感を感じるのが多かったのですが、
武田さんのトートは「子悪魔トート」存在感・貫禄・
カリスマ性は少し薄いものの、天性の小悪魔精神で
人々を操る…みたいなトートでした。だから簡単に
一目惚れするし、愛情表現もストレートすぎるほど
どストレート。一度殺そうとしたエリザベートに
一目惚れして歌う「愛と死の輪舞」がものすごく
ストレートで正直すぎるほどまっすぐ。 私が今まで
聴いた中で今回の武田さんverの「愛と死の~」が
一番ぐっと響いてきました。
あとホントに良い意味で子悪魔トートだなと思うのは
大衆を動かすところ。民衆の暴動などを影で操ったり
する死神ですが、これまでは黄泉の帝王の威圧感・
貫禄で人々を支配する感じのトートが多いのに対し、
武田トートは小悪魔みたいに人の心をくすぐって
操ります。フットワークが軽いところもまさしく
小悪魔トートです。
対する朝海ひかるさんのエリザベートは何といっても男前!
王妃で有りながら自由を求め、少しウーマンリブな王妃様
なんですが、彼女は確かに独り立ちできます!
というくらい男前。なので、ちょっとかっこいいお姉さんに
惚れた年下青年。 みたいな図に見える主役二人でした。
朝海さんは宝塚時代の声とはまた違い、女性のしっかり
とした低音アルトで聞かせていたのも「強い女性」という
のを印象付けていました。宝塚時代の朝海さんは
「ダンスの人」というイメージが強く、どちらかというと
線の細い男役さんだったので、力強いエリザベートは
意外でもありました。が、やはり男役さんだったんだな~
と確信もしました。
演出面でいうとうまいなぁと思うのはエリザベートの
存在感。 一幕はエリザベートが結婚して自我が
芽生えるまでが主なので、 エリザべートの私が私が
の主張が強く、タイトルロールそのものです。
しかし、2幕になると一転エリザベートは象徴に
代わります。 エリザベートの生涯を追いながらも、
夫のフランツや息子のルドルフが 地に足つけた人と
して浮かび上がります。その反面エリザベートは
人間味を失い芝居の象徴になり、要所要所をしめる
ようになります。
この一幕と二幕のエリザベートの扱いの妙が、
ますますエリザベートを印象づけている感じがして
面白かったです。
さて、このミュージカル「エリザベート」
福岡・博多座にて9月28日(日)まで上演されています。
日によってキャストも変わりますので、
詳しくはHPでどうぞ!
博多座 http://www.hakataza.co.jp/
芸術の秋にいかがですか?
※satoka※
【おまけ】
一緒に行った友人がくれたチョコレートのお菓子。
(あんた、いつのまに…)「明太ロッシュ」という
なにやら明太子のチョコレートだそうで…。
お味は始めさくさくのホワイトチョコ…と思ったら
めんたいこ~~~!ちょい辛っ!
でも美味しかったです。
今回はどたばたでお土産どころじゃなかったので、
次回はこれを沖縄にもって帰りたいと思います。






